本日はよろしくお願いします。おふたりとも、お着物とはまた違った雰囲気ですね。木久扇師匠、爽やかなブルーのシャツが若々しくて、とてもお似合いです。
▲木久蔵師匠からのプレゼントのシャツ着用で
取材に応える木久扇師匠。
木久扇そお? これね、息子のプレゼントなんです。わが息子ながら、見立てがとってもいいんです。僕じゃ選ばないようなものを誕生日や父の日に贈ってくれてね。息子がプレゼントしてくれた服を着ると、華やいだ気持ちになるし、まわりの評判もすごくいい。落語をはじめてからは衣装の反物なども一緒に選んでくれるんですよ。
木久蔵子どものころ、父が僕にくれたサプライズプレゼントに比べたら、まだまだですよ。
サプライズ? どんなプレゼントですか?
木久蔵地方巡業のお土産で、桃の箱いっぱいのカブトムシやクワガタを捕ってきてくれたんです。僕は虫が大好きだったので、わーい!と小躍りするほどうれしかった。他にも、ミニカーが好きだと言えば、お菓子の空き缶いっぱいに全種類買ってきてくれるし、父といっしょに本屋に行くと、漫画でも図鑑でも何冊でも買ってくれました。自他ともに認める「親ばか」で、僕は父にほめて、ほめて、ほめられまくって育ちました。
うらやましい! 本当に仲のいい親子なんですね。
木久蔵仕事で留守が多かったから、家にいるときは子どもになにかしてあげたかったんでしょうね。学校から帰って父がいると、ラッキー!と思いましたよ。母には「子どもを甘やかさないで!」 と、よく怒られていたみたいです。
▲「父が近所に住んでいるので何かと便利ですね」と
話す木久蔵師匠。
木久扇いまでも怒られますよ。朝起きただけで怒られちゃうの。
(笑)。でも、親孝行の息子さんがいらして幸せですね。
木久扇うん、僕が言うのもなんですが、孝行息子なんですよ。プレゼントもうれしいけれど、うちのすぐ近くに所帯を持って、なにかと気にかけてくれます。朝、「元気?」って様子を見に来てくれて、僕のヤクルト飲んじゃうの! 親孝行でしょ?(笑)
木久蔵今朝もちょっと寄って、今日の取材はどうしようかと打ち合わせしてから来ました。
木久扇孫もよく遊びに来てくれてね。僕の顔を見ると「200円ちょうだい」って言うの(笑)。孫も8歳で高座デビューしたのですが、一緒に高座に上がるときの出演料も200円です。僕は500円玉をあげるよって言ったんですけどね、孫が1枚より2枚のほうがいいと言うのでね。
木久蔵まだ小さかったからね。いま聞いたら、「500円ちょうだい」って言いますよ。
木久扇200円でも、そうバカにできないんですよ。この間「いくらになった?」と孫に聞いたら、積もり積もって16,000円も貯まっているそうですからね。孫と同じ高座に上って落語がしゃべれるなんて、こんなにうれしいことはないですよ。息子が大事に育ててくれたおかげです。
(木久扇)おお、聞こえる聞こえる! これ、発明した人はすごいね!
(木久蔵)シンプルで分かりやすい。これを贈ったら喜ばれるでしょうね!
親孝行といえば、この
『みみもとくん プレミアム』もお父様やお母様へのプレゼントとして人気があるんですよ。シニア世代の中にはテレビの音が聞こえづらいという方も多く、大音量が原因で家族関係がギクシャクしたり、玄関チャイムが聞こえないなどのお悩みも多いようです。木久扇師匠は、まだそんなお悩みはないですか?
木久扇おかげさまで80歳になる現在も口と耳だけは達者です。
じゃあ、まだ『みみもとくん』無しでも大丈夫ですね。
木久扇いやいや、それがね。僕は健康のために毎朝、テレビでラジオ体操を見るんです。体を動かすのでテレビから少し離れるでしょ。でも、解説をよく聞きながらきっちり体操したいと思うから、つい音が大きくなっちゃって女房に叱られます。
『みみもとくん』をそばに置いておけば、テレビから離れていてもすぐ近くから音声が聞こえるんです。ちょうどラジオ体操のDVDがあるので、ちょっとやってみませんか?
(急遽、DVDの映像を見ながらラジオ体操をしていただきました。『みみもとくん』の電源を入れると…)
▲『みみもとくん』から流れるラジオ体操DVDの解説音声を聞きながら体操をしていただきました。
木久扇おお、聞こえる聞こえる!この丸いスピーカーからテレビの音が流れるわけね。本当だねぇ、すごく聞きやすい。音を自分のそばに持ち運べるっていうのが面白いじゃない。これ、発明した人はすごいね!
木久蔵本当だ。面白いですね!
テレビから30メートル離れても使えるので、思いっきり体を動かしていただけます。壁を隔てても使えるんですよ。
木久扇いいねえ! 筋肉は歳とともに減っていってしまうから、衰えないように毎朝、必ず体操をやっているんですよ。ただし、腕や足をしっかり曲げ伸ばさないと効果が半減しちゃうから、解説や掛け声がよく聞こえるのはいいですよ。
▲「はっきり」ボタンと「ゆっくり」ボタン。
年齢とともに中高音域が聞き取りにくくなると言われますが、この「はっきりボタン」を押すと、中高音域が補強されてより聞きやすくなります。さらに「ゆっくりボタン」を押すと、音声のスピードが遅くなるんです。言葉と言葉の間の「無音区間」を短縮して調整するので、画面とのズレも少なく、違和感はほとんどないんですよ!
木久扇本当だ! セリフが自然にゆっくりになりますね。面白い、面白い! 確かにテレビも早口で聞き取りにくいときがありますよ。『笑点』も、桂歌丸師匠はお歳だったこともあり、ゆっくりゆっくりだったんですよ。いま春風亭昇太さんが司会をやっておられるでしょ。お若いからね。ちょっとだけテンポが速いの。もしかしたら、テレビをご覧の方の中にも聞き取りにくいという方がいらっしゃるかもしれませんね(笑)。
(「みみもとくん」とかけまして)
(木久蔵)「おいしい手打ちのお店」と解きます。その心は…
(木久扇)「二代目」と解きます。その心は…
▲「軽くて持ちやすいのがいいねぇ」と木久扇師匠。
木久蔵僕はコンパクトなサイズがいいと思いました。軽くて、取っ手がついているから持ち歩きやすいし。
小ぶりで温かみのあるデザインなので、どんなお部屋に置いてもインテリアとして映えるんじゃないかと思います。
木久扇しかもメガネやリモコンまで収納できて便利じゃない。ここに小銭を入れておいたら、孫にすぐ200円あげられる(笑)。
木久蔵おや、ラジオも聞けるみたいよ(※)。あ、結構いい音がする! 父さんはいつも絵を描くときにラジオを聞いているよね。これだと手軽に聞けていいんじゃない?
木久扇絵を描くときのBGMは欠かせないからね。音が応援してくれているみたいで、好きなんですよね、歌が。
木久蔵そういえば、NHKの「みんなのうた」で僕や子どもたちと親子三代で歌ったこともあるよね。
▲「これなら父さんでも簡単に使えそうじゃない」と木久蔵師匠。
木久扇僕の作詞の「空とぶプリンプリン」という歌でね。いまも個展を控えて絵を描いていますが、いつもラジオで歌番組を流しているんですよ。
木久蔵ボタンやダイヤルが大きく、操作が簡単な点も父の世代には助かるでしょうね。シンプルでわかりやすくないと、なかなか使いこなせないですよ。ボタンとかダイヤルのようにアナログのほうが、父の木久扇には使いやすいと思います。父の世代の方にこれを贈ったら喜ばれるでしょうね!
※本商品のラジオはワイドFM対応です。NHK・AM放送は現行で対応していません。
ぜひ、ご自宅でもお使いいただきたいです!
最後に……『みみもとくん』をお題になぞかけをお願いできないでしょうか?
木久蔵はいはい、では。『みみもとくん』とかけまして、「おいしい手打ちのお店」と解きます。
その心は?
木久蔵いつもあなたのおそば(蕎麦)に!
わ~~~~! すごい! 座布団一枚じゃ足りないですね!
では、木久扇師匠もお願いします。『みみもとくん』とかけて。
木久扇え~、『みみもとくん』とかけまして、「二代目」と解きます。
その心は?
木久扇みんなで“聞くぞう(木久蔵)”!
おあとがよろしいようで(笑)。本日はありがとうございました。

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