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大人になって観るとますます感動!まんが日本昔ばなしの“花咲か爺さん”

日本五大昔ばなしのひとつ、 “花咲か爺さん”。
実はこの作品、子どもはもちろん、社会を経験した大人には特に味わい深い物語。その感動ポイントをご紹介。

「ここほれワンワン」「枯れ木に花を咲かせましょう」…印象的なセリフが多く、日本五大昔ばなしのひとつとしても有名な“花咲か爺さん”。子どもにも親しまれている名作ですが、じっくり鑑賞してみれば、ある程度社会を知り、人間関係などで苦労した経験を持つ大人にとっても心魅かれる部分がたくさん。実に奥の深い感動ストーリーです。

“花咲か爺さん”感動ポイント@
花咲か爺さんの優しさを天国に行ってからも忘れない、愛犬・シロ

たとえ天国に行ってしまった後でも、もう面と向かって会うことはできなくても、心はずっとつながっていたい…そんな出会いを経験した方なら、花咲か爺さんは、そんな理想を見事に叶えた、夢のある感動ストーリーに感じるはず。

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花咲か爺さんの愛犬・シロは、意地悪な爺さん婆さんにひどいことをされ天国に行ってしまった後も、花咲か爺さん、そして婆さんに恩返しをします。木の臼となって、ついたお餅を小判にザクザクと変えたり、その臼が意地悪爺さんたちに燃やされ、灰となってからも、桜の木に花を咲かせたり。

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それはシロによる、花咲か爺さんたちへの恩返し。意地悪な爺さんたちから受けた仕打ちを一緒に悲しみ、時には本気で怒ってくれたことが、よほどうれしかったのでしょう。花咲か爺さんと婆さんを裕福にしてあげたい、いつまでも幸せに暮らしてほしいと天国からずっと願う、シロの気持ちの表れだったのです。

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“花咲か爺さん”感動ポイントA
愛犬との時空を超えた深い絆を感じさせる、花咲か爺さんのひと言

人生は競争、言ったもん勝ち、やったもん勝ち、自分が脚光を浴びるためなら多少のズルさも必要…そんな考えが身についてしまっている方には、花咲か爺さんの、思いやりあふれるひと言に、きっと自分が恥ずかしくなるはず。

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木の臼を意地悪爺さんたちに燃やされて、泣く泣く灰を持ち帰る花咲か爺さん。その灰が風に吹かれ、桜の木に舞うと、パッと花を咲かせます。そこをたまたま通りかかった殿様が「咲かせるところを見たい」と見物をはじめます。すると、花咲か爺さんはこう言います。「これから“シロが”枯れ木に花を咲かせます」と。

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実際に灰を撒くのは自分でも、花を咲かせるのは自分でなく、シロ。殿様に一目置かれる立場となっても、主役は自分でないことをはっきり言い切る、花咲か爺さんの感動的なひと言です。きれいな花を咲かせる不思議な灰は、天国から舞い降りてきたシロの魂。花咲か爺さんの心の中では、シロはずっと生き続けて、大切に守られていたのです。

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“花咲か爺さん”感動ポイントB
すべての悪事を許す、という花咲か爺さんの強さが生み出した平和

過去に嫌なことをされた相手が、目の前で苦しんでいたら…普通「気味がいい」「バチが当たったんだ」などと思ってしまいがち。でも、花咲か爺さんは違います。散々ひどいことをされた意地悪爺さんたちを最後には許してしまう、強い心の持ち主。

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灰で花も咲かすことができず、むしろ殿様たちを真っ黒に汚してしまった意地悪爺さんたちは縄をかけられて、引き立てられていきます。その一方で、殿様に褒め讃えられ「何なりと望みを申せ」との言葉をいただいた花咲か爺さんは、褒美も要求せず、なんと「意地悪爺さんたちを許してやってくだせぇ」とお願いします。愛犬を天国に追いやられたことも、しかも形見の臼まで灰にされたことも、すべて帳消しにしようとするなんて。感動を通り越して「ちょっと優しすぎるのでは…」などとも思ってしまいます。

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しかし、この花咲か爺さんの計らいで、意地悪爺さんたちはまるで別人になったかのように改心します。「シロにかわいそうなことをした」と、天国のシロが一番聞きたかったであろう言葉を口にします。花咲か爺さんの、とてつもない広く、そして強い心が生み出したのは、小判を何枚出しても買うことはできない「平和」だったのです。

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シロからの恩恵も、意地悪爺さんたちの改心も、すべて花咲か爺さんの考え方、生き方が招き寄せた賜物。花咲か爺さんは、子どもだけでなく、大人にとっても見習うべき点がたくさん詰まったお語です。ぜひ見つけてみてください。あなたならではの、感動ポイント。

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